葬儀の為に東京まで行ってきた

一週間ほど前、突然の訃報が訪れた。私の古い友人が事故で泣くなったという。まだ若いのに。彼と私は中学、高校の同級生であり、部活もともにし家も近所という事もあり長年に渡り親交を深めてきた。何はともあれ葬儀のために私は彼が現在住んでいたという東京に向かうことにした。
交通手段は最初新幹線にしようかと思ったが向こうでの移動などの事も考え車で行くことにした。
高速道路を運転するのはほんと数年ぶりで少し怖い感じもしたのだが、意外と普通に運転することができた。一時間ほど運転したあたりだっただろうか。気がつくと私は後ろから接近する大型トラックにけたたましいクラクションを鳴らされてしまった。どうやら軽い眠気に襲われてセンターラインを割ってしまったようだ。

そういえば昨日はろくに睡眠をとっていなかった。急な仕事が入りそれを真夜中までかかって片付けていたのだ。私は少し仮眠をするためにサービスエリアへと車を向けた。眠気覚ましにコーヒーを飲んだがやはり目はさめなかった。この分だと東京へはまだ少し掛かりそうだ。私は目を閉じてなくなった友人の事に思いを馳せてみた。まさか久々の再開がこんな形だとは。まさか葬儀に行く羽目になるとは。いったいあいつの人生はどうだったんだろうか。幸せだったんだろうか。残された家族はいったいどうなるのだろうか。気がつくと私はそのまま眠ってしまった。目が覚めて時計を見るとどうやら二時間ほど眠っていたらしい。おかげで眠気は少し飛んだので私はまた車のエンジンをかけた。

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